「次の総理大臣は誰になるのか?」
政治に興味がある人なら、誰もが気になるこの問題。
様々な名前が挙がる中、常に候補として名前が上がるのが石破茂氏です。
政策通として知られ、歯に衣着せぬ発言で注目を集める一方
党内では孤立気味とも言われています。
そんな石破氏が、総理の座に就く日は来るのでしょうか?
世間では、石破氏に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか?
そして、総理大臣になるためにはどんな条件をクリアする必要があるのでしょうか?
今回は、石破茂氏の総理大臣就任の可能性と
世間の評判&出馬への条件をまとめました!
石破茂が総理になる可能性はどれくらい?
結論を言うと「やってみなきゃ分からない」としか言えないですが
勝手な予想をすると
「5度目の正直」にはならないと思っています。
石破茂さんが総理大臣になるイメージが沸かないんですよね。。。
自民党内で人望があるイメージがしないので
推薦人20人を集めるのに苦労するのでは?と推測しています。
総裁選出馬の条件
1. 20名の推薦人
- 国会議員20名の推薦人が必要です
- 以前は派閥の力が大きく、推薦人集めが困難な場合もありましたが、近年は派閥の影響力が低下し、推薦人集めのハードルは下がっています。
2. 党費納入
- 党員として、党費を滞りなく納めている必要があります。
- これは形式的な条件であり、問題になることはほとんどありません。
3. 立候補届の提出
- 所定の期日までに、立候補届を提出する必要があります。
- 立候補届には、政策や公約などを記載します。
4. 選挙運動
- 党員・党友投票と国会議員投票に向けて、選挙運動を行うことができます。
- 演説会や街頭演説、メディアへの露出などを通じて、支持を訴えます。
その他
- 過去には、総裁選への出馬に年齢制限がありましたが、現在は撤廃されています。
- 総裁選への出馬には、多額の費用がかかるため、資金調達も重要な要素となります。
やはりこの中では「推薦人20人」と「資金力」が鍵になると思いますが
特に「どんな人が推薦人になるのか?」という
推薦人の質も重要になると思われますね。
過去に4回出馬
実は2012年の総裁選では「石破茂総理誕生」にあと一歩だったんですよね。
一次投票では安倍晋三氏を抑えてトップになったものの過半数に満たず
安倍vs石破で決選投票が行われ逆転されてしまいました。。
1. 2008年総裁選:麻生太郎氏に敗北
- 最大の敗因は、派閥の支持を得られなかったこと。
当時、石破氏は無派閥であり、党内基盤が弱かった。
麻生氏は、当時最大派閥であった町村派(現・麻生派)の支持を得ており、圧倒的な組織力で勝利しました。 - 政策論争では一定の評価を得たものの、知名度不足も否めなかった。
地方議員票では麻生氏を上回るなど、一定の支持は集めたものの
国民的な知名度では麻生氏に及ばず、国会議員票で大きく差をつけられました。
2. 2012年総裁選:安倍晋三氏に敗北
- 安倍氏の「再チャレンジ」への期待感に及ばなかった。
2007年に体調不良で辞任した安倍氏に対して、再起を願う声が党内に多く、石破氏はその流れを覆すことができませんでした。 - 党内基盤の弱さは依然として課題。
2010年に石破派を立ち上げたものの、規模は小さく、派閥の力では安倍氏に太刀打ちできませんでした。 - 「脱原発」を掲げたことが、党内の反発を招いた。
当時、自民党内では原発推進派が多数を占めており、石破氏の主張は受け入れられませんでした。
3. 2018年総裁選:安倍晋三氏に敗北
- 安倍氏の「長期政権」への支持が根強かった。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果を実感する層や、外交・安全保障政策を評価する層が多く、安倍氏の続投を望む声が強かった。 - 「ポスト安倍」候補としての支持は得られなかった。
安倍氏の次の総理大臣として期待する声はあったものの、現職の安倍氏を倒すほどの支持には至りませんでした。 - 森友・加計学園問題などで安倍政権を批判したことが、党内の反発を招いた。
党内では、政権批判は「身内を攻撃する行為」と捉える風潮があり、石破氏の姿勢は反感を買いました。
4. 2020年総裁選 : 菅義偉氏に敗北
・知名度と発信力の差
官房長官として長年メディアに露出していた菅義偉氏に比べて国民への知名度が低かった。
・党員投票の割合:
新型コロナウイルスの影響もあり、党員投票が簡略化されました。
そのため、地方の党員票を多く持つ石破氏にとっては不利な選挙戦となりました。
石破茂に対する世間の評判
石破茂氏が総理大臣になる可能性についてネット上にある多くの声を集めてみました!
肯定的な意見
- 今の政治に飽き飽きしている。石破さんなら何かを変えてくれそう。
- 他の候補者に比べて、政策がしっかりしているように見える。
- 地方出身者として、地方の声を国政に反映してくれることを期待。
- 防衛問題に精通しており、安全保障政策に期待できる。
- 媚びない姿勢が好き。権力に屈しないリーダーシップを見せてほしい。
- 演説が上手い。国民を鼓舞する力がある。
否定的な意見
- 党内の支持が少なく、現実的に総理大臣になるのは難しいのでは?
- 過去の派閥抗争で、敵を作りすぎた印象がある。
- 少しクセが強く、国民受けしない。
- 政策は理想論ばかりで、実現可能性が低い。
- 頑固なイメージがあり、周りの意見を聞かないのではないか。
- いつも批判ばかりで、具体的な解決策を示せていない。
中立的な意見
- 総理大臣になったら、どんな政策を実行するのか具体的に知りたい。
- 派閥 politics から脱却し、国民のための政治をしてほしい。
- 若手議員の育成にも力を入れて、世代交代を進めてほしい。
- 外交手腕は未知数。国際社会で日本の立場をしっかりと主張できるか。
- 経済政策については、もっと具体的なビジョンを示してほしい。
その他
- 独特のファッションセンスが気になる。
- 鉄道マニアとして知られており、その知識を活かした政策に期待。
- 地方創生については、成果が出ているのか疑問。
- 著書を読んで、政治理念に共感した。
- もっとテレビに出て、自分の考えを積極的に発信してほしい。
まとめ
石破氏に対する期待と不安、両方の声が混在している状況で
石破茂総理誕生の可能性は30%といったところでしょうか。
石破茂氏が総理大臣になるためには、これらの声に真摯に向き合い
国民の理解と支持を得ることが重要になるでしょう。
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